株式会社JIMRO様
株式会社JIMRO

Microsoft Exchange Server を利用し、Microsoft 製品との親和性、豊富なアドオン機能、モビリティでの優位性とセキュリティを重視した、安全でエンドユーザー様に使い易いコラボレーションツールを構築。

  • 業種:医療機器の製造、販売、賃貸、輸出並びに輸入及び研究開発
  • 従業員数:159名(2017年01月現在)
  • 構築期間:12ヶ月

導入目的・コンセプト

  1. Microsoft Exchange Serverアップグレード
  2. 証明書認証を利用したExchange Active Syncの構築
  3. Outlook2013への対応
  4. Active Directoryのアップグレード

ハードウェアの更新と、当社にて構築を行ったExchange Server のアップグレードを軸に、新規導入のスマートフォンを強固なセキュリティで連携させるシステムの検討を開始。 Officeのマイクロソフトサポート終了対応及び、ドメインコントローラーの更新を行い、セキュリティを強化した上で、使いやすく統一された運用基盤を具現化する。

導入内容・結果

Exchange Server 5.5から培ってきた当社の構築ノウハウを集結したシステムを提案。
Microsoft Exchange Server 2007から2010へのアップグレードを設計し、メール・予定表のリアルタイム同期が可能なExchange Active Syncを証明書認証で実装する。
「Microsoft Exchange Server 」を最大限活かすシステム構成を採用いただいた。

今回のシステム導入で最大の目的となる「スマートフォン連携」には特に注力した。
重要な役割を担うリバースプロキシにForefront TMGが搭載されたCelestixMSA3200iを採用し、Exchange Active Syncに必要な証明書は、Microsoftエンタープライズ証明機関で発行する。
当社の技術力・設計力のもと発行されたクライアント証明書をスマートフォンへ組み込む事で、会社貸与のスマートフォンに接続元を限定し、ユーザーメールボックスの識別を可能としている。

スマートフォンは万が一の時にはいつでもどこからでもリモートワイプの実行が可能で、複数文字種が混在する複雑なパスコードと1分間でのスリープを変更出来ない設定として強制した。
複数回のパスコード入力ミスでデータが全て消去される動きも変更出来ない設定として強制した。
スマートフォン本体のセキュリティも強固に設計し、安全な状態で運用、管理されている。

このシステムを導入した結果、様々なシーンにおいて安全に、よりスピーディーにExchangeデータを活用できるようになった。
ユーザーの生産性と組織のセキュリティが格段に向上し、完全に管理、統一された運用基盤が整った。

ExchangeActiveSyncシステム構成図

ExchangeActiveSyncシステム構成図
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